英国靴といえば、
Church’s
EDWARD GREEN
CROCKETT&JONES
CHEANEY
Tricker’s
そしてJOHN LOBBと、日本ではなかなか手が出ない高級靴が多いですよね。。
そんな憧れの靴が、ノーサンプトンの工場に行けば日本のRegalやSCOTCH GRAINを買うのと同じ感覚で手に入ってしまうというのが今回のお話です。旅支度に必要なメモや実際に訪れた感想などをお伝えします。
半日あればロンドンから往復できますので、英国にご旅行の際はぜひ訪問してみてはいかがでしょうか。
まずは出発前の準備
電車の手配
ロンドンからノーサンプトンへは、London Euston 駅からWest Midlands Trainsという電車を利用します。
イギリスの電車の運賃は日本と違い日時や混雑状況によって異なるので、お得なチケットを手に入れることから始めましょう。
私は現地の友人に聞き、イギリスでもよく使われているTrain Line(下記リンク)からLondon Euston to Northamptonでチケットを予約しました。
住所と開店日時をチェックしよう
次に、各ファクトリーショップのアドレスと開店日時をメモしておきましょう。下記、スマホのメモ帳などにコピペしておくと便利です。
Crockett & Jonesなどは、2018年時点は金曜日の午後、土曜日の午前中しか開店していない等各店営業日時がバラバラですので、曜日選びは慎重に!
※下記各店舗は、ノーサンプトン駅北東に位置するJOHN LOBBから時計周りに記載しています。
JOHN LOBB: Westminister Works Oliver Street Northampton NN2 7JL
(https://www.northamptonshoes.com/john-lobb/)
Mon – Fri:9:00am – 5:00pm
Sat:9:00am – 12:00pm
Crockett & Jones: 27 Perry Street Northampton NN1 4HN
(http://www.northamptonshoes.com/crockett-jones/)
Fri:2:00pm – 5:30pm
Sat:9:00am – 12:30pm
Edward Green: Cliftonville Road Northampton NN1 5BU
(https://www.northamptonshoes.com/edward-green/)
Mon – Fri:9:00am – 4:00pm
Trickers: 56 Saint Michael’s Road Northampton NN1 3JX
(https://www.northamptonshoes.com/trickers/)
Mon – Thurs:8:30am – 4:00pm
Fri:8:30am – 3:00pm
Church’s: Spencer Street St James Northampton NN5 5JB
(https://www.northamptonshoes.com/church-footwear)
Mon – Fri:9:30am – 4:00pm
Sat:9:30am – 2:00pm
CHEANEY: Rushton Road Desborough Northamptonshire NN14 2RR
(https://www.northamptonshoes.com/joseph-cheaney/?rq=CHEANEY)
Mon – Fri:10:00am – 5:00pm
Sat:10:00am – 4:00pm
※ CHEANEYのみ、場所が少し離れています。
各ショップの所在地をGoogle Mapで落としてくれている公式HPがありますので、こちらもブックマークをオススメします。

それでは、いざノーサンプトンへ!
最初の目的地LONDON EUSTON駅は地下鉄駅と直結しているため、Victoria Lineの利用が便利です。
地下鉄駅に到着したら改札を抜け、National Railのマークに従い進みます。
地上駅に到着したら、まずはインターネットで予約した電車のチケットを発券しましょう。
自動発券機の画面の案内に従い予約番号等を入力すると、オレンジのチケットが発券されます。電車発車の30分前に駅に到着していれば、かなり安全です。もし発券の手続きがうまくいかない場合は窓口でも対応してくれますので、迷わずそちらへ!
発券が完了したら駅の中央に移動し、Departure Boardsをじーっと眺めて待ちます…。ここは、現地の方々が上の見上げながら大勢立ち止まっているのですぐにわかります。
イギリスの電車は、到着までプラットホームが明示されないため、大体発車時間の10分前頃までは、自分が乗る電車の発車ホームが何番線になるかわかりません。ホームが発表されると、突然現地の方々の大移動が始まります。
目的の電車に乗れればノーサンプトンまでは約1時間。車内に電光掲示板にも目的地が表示されるので、アナウンスを聞きのがしても大丈夫です。
駅から歩いて行けるChurch’s
ノーサンプトン駅はとても綺麗な駅で、改札外には売店やスターバックスがあります。
それでは、お買い物を開始しましょう!
冒頭に挙げた5ブランドのうち、一番アクセスし易いのはChurch’s。
こちらのファクトリーストアのみ駅の西側に位置しており、徒歩5〜6分で着きます。
私が訪問した時は日本でも人気のConsulやSHANNONが置いてありました。サイズごとに靴が並んでいますが、店頭に出ていないモデルでも、こんな靴を探していると伝えると、裏からいろんな色、サイズを出してくれました。
店舗が小さく、店員さんもこちらを観察しているような状況なので、あまりリラックスして買い物という雰囲気ではありませんでした。
お値段は靴のランクによって均一価格になっているようで、320ポンドと240ポンドいずれかの値札がついています。
ポリッシュドバインダーカーフのSHANNON320ポンド、Consul240ポンドと、最初にお金をそんなに使っていいのか悩ましい状況。日本で10万円くらいする靴が大体3万円〜4.5万円くらいなので、確かに安い…。ただ、それでも高い…。
結局、店員さんの優しさとChurch’sの靴を履いてみたいという欲望に勝てず、320ポンドでポリッシュドバインダーカーフのLANCASTERを購入。
後日談ですが、その後ロンドン近郊のアウトレットモール「ビスター・ビレッジ(Bicester Village)」にあるChurch’sのショップに行ったところ、ファクトリーアウトレットとお値段が変わらない、いや、むしろセール品はアウトレットの方が安いという事実が発覚します…。
(結局アウトレットでは、Consulと、112ポンドのドレスシューズを購入)
営業週2日。でもとてもお得なCrokett & Jones
実は、私のノーサンプトンでのお買い物は、2店舗目のCrokett & Jonesで早速終わりを迎える事になります…。当初からこちらで靴を買う予定だったのですが、お値段が安すぎて予算の全てを使い果たしてしまったのです。
試着時からの足に吸い付く感覚とカーフレザーの美しさに完全に負けてしました。
店舗へのアクセスですが、こちらは徒歩だと厳しいためタクシーがオススメです。
Church’sから一旦ノーサンプトン駅に戻り、駅北東側のタクシープールに向かいます。英語が話せなくても、運転手さんには「Crokett & Jones」とブランド名を伝えるだけで大丈夫です。
道すがら聞きましたが、ほとんどの人がどこかのファクトリーストアに行くそうです。
Crokett & Jonesのファクトリーストアは建物の2階にあります。1階には「ストアは2階にあるから自由に入っていいよ」という表示がありました。
靴はサイズごとに20〜30足が棚に並んでいます。店員さんは「試着も自由だから、欲しいものがあったら声をかけてね!」という、とても楽な雰囲気です。
お値段は、革靴はモデルに関係なく160〜180ポンド程度、カジュアルシューズに至っては120ポンドのものもありました。掘り出しものを見つければ、本当に安いです…。
私はこちらで、HALLAM、HOXTON、DORKINGというモデルをそれぞれ180ポンドで購入しました。
ノーサンプトンがきっかけで日々の生活が楽しくなるかも
今回ノーサンプトンの旅がきっかけとなり、帰国後は改めて革靴の日々のケアを勉強し直し、シューキーパーや普段使うデリケートクリームなども見直しました。
最近は、一週間に一度、それぞれの靴がローテーションで回ってくるのを楽しんでいます!
毎日履く靴だからこそ、お気に入りの一足を見つけられたらきっと、日々の生活が楽しくなると思います。ノーサンプトンで、良き相棒を見つけてみてはいかがでしょうか。
また、もしこのブログがきっかけでご訪問された方がいらっしゃいましたら、行けなかったお店の情報もぜひ教えてください!
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